横浜第2合同庁舎
(旧:横浜生糸検査所)
低層棟外壁

横浜開港とともに始まり、日本を短期間で近代国家に押し上げた生糸輸出産業。その旧生糸検査所が平成5年に改築された横浜第二合同庁舎の低層部に復元されている。建物正面の上部には巨大な蚕蛾が据えられ、繭玉や桑、水引などもデザインされ、ここが「キーケン」であったことを誇示しているようだ。建物は遠藤於菟の晩年の作品。「日本の近代建築の到達点」とまで評価された。今では、横浜に生糸取引所や生糸検査機関は存在せず、残念ながらシルクの灯火は消えてしまった。
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